本誌の記事でもチラッと書いたが、筆者はシェブロンのオイルを入れている。一番の理由は安さだが、オイル自体も決して悪くない。というより、かなりいいと思う。高いオイルでも911に入れるとメカのイズが大きくなったりしてがっかりさせられることがあるが、シェブロンだとそういったことがない。自信を持ってオススメできるオイルだ。ただ、油温が上がると少しへこたれるオイルなので、サーキット走行が多い人ならgulf911の方がいいと思うが。
オイルを買うのはいつもヤフオクだ。つい先日も購入したのだが、人気が高いせいか、値上がりしていて、しかも売り切ればかりなので驚いた。以前は1クォーターガロンボトルの12本入り1箱が2000円くらいだったが今では3000円前後だ。3000円でも安いことに変わりはないが、いつも6箱購入するので、総領と合わせて2万円以上の出費になってしまった。なんで6箱も買うのかというと、編集部の911や編集長日比野の911のオイル交換もしているからだ。自分の911と合わせて4台分の面倒を見ていることになり、70リットル近くあっても1年もたない。いっそドラム缶で購入しようかと本気で考えたこともあるが(ドラム缶で買うと1リットルあたりの値段は劇的に安い)置き場所がないのと、何か越えてはいけない一線を越えてしまいそうでやめた。

あまりにも安いシェブロンオイルだが、アメリカではこのくらいの価格はごく当たり前だ。そもそも日本のオイルが高すぎるのではないだろうか。