2009年02月18日

手前みそですけど

すでに過ぎた話になってしまいましたが、バレンタインデーがありましたね。

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嫁さんと、そのお母さんからこのようなチョコをもらいました。

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なんかチョコに見えないのでアップにしてみました。よくできてます。味もよかったです。

私が病気をして落ち込んでいたので、こんなに凝ったプレゼントを考えてくれたようです。手前みそな話で他人が聞いてもつまらないと思いますが、感謝の意味も込めてこのブログのネタにしました。
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2009年02月03日

近況報告

今年初めての更新です。
今年もよろしくお願いします。
そして、長いこと更新が無くてすみません。

じつは去年の年末から体調を崩しており、今年に入って入院してみたりと、落ち着かない毎日を過ごしています。
といってもたいした病気ではなく、寝ていなければならないということもありません。

ただ、やはりパソコンの前に座ることができる時間は限られてしまい、その少ない時間は仕事に使わざるを得ないのでブログの更新までは手が回らない状態です。

病気の治療の方は落ち着いてきたので、近々更新できると思います。
もうちょっとだけご勘弁ください。
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2008年12月20日

グーグルアースで美浜

久しぶりにグーグルアースをやってみたら、地元周辺の写真が新しくなっていた。前は写ってなかった近所の新築の家もハッキリ写ってる。

それなら、と美浜サーキットとスパ西浦をチェック。
スパ西浦は相変わらず更地だったが、美浜サーキットはちゃんと写っている。

さっそく、ロガーの走行データをインポーズ。
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うーん、ちゃんとライン取りも確認できる。
この写真、駐車場にクルマがあるので営業時間中と思われるが、コースには1台も走ってない。シャッタースピードの関係で消えているのだろうか。
可能性としては自分の車が走ってるところが写って手もおかしくないわけだが。
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2008年10月08日

ミーティング行ってきました

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ちょっと更新が遅くなったが、911Daysミーティング行ってきた。

せこく高速道路の深夜割りを使うためにそうとう早めに出発して現地には8時頃到着。その時点ですでにたくさんのポルシェが来ておりびっくりした。
これは集合時間の10時には駐車場に入り切らなくなるのでは、と心配したが、さすがにそんなことはなくミーティングは成功に終わったようだ。

実をいうと早起きしたのと天気がよかったので眠くなってしまい、駐車場のスミで爆睡してしまった。なので楽しい出会いとかも特になかったのだが、とりあえずいろんなクルマとバイクを見られたのでよかった。
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2008年08月30日

また走れず

前回、なんだか慣らし運転に終わってしまったスパ西浦にリベンジのため行ってきた。

今回は気合い入れまくりだったのだが、なんと無情の雨。
予報では昼か夕方から雨となっており、サーキットには早朝に到着。本来はバイク用の枠である10時からの走行がバイクが一台もいないためクルマ用になった。少しでも早いほうが気温が低くていいし、空を見ても晴れ間さえあるほどで雨の心配はまったくしていなかった。

ところが、走行前のブリーフィングを終えてコントロールタワーの外に出ると、雨が。たちまちコースはウェット。雨の神様が狙いすましていたとしか思えないタイミングだった。
ちなみにこの日の雨は愛知県岡崎市に被害をもたらし、全国的に報道もされた。被災された方のことを思えばサーキットで雨が降ったくらいどうでもいいことだが。

ちなみに雨の中走ってみたものの、攻める気になれずほとんどドライブ気分だった。

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10時からの走行枠はウェットとはいえ走れたからまだいいが、11時からの走行枠は豪雨のため赤旗中止になっていた。










突然だが、このサーキット走行のさらに数日前、別のクローズドサーキットでなんとあの959をドライブしてきた。同時に走ったのはヤマハのレーサーYZR500で、テールツゥノーズのバトルを展開。その模様が下の写真だ。































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この959、超クイックなハンドリングで信じられない回頭性を発揮した。あまり面白いので2回も乗ってしまった。
スピーカーから排気音が出るようになっているのだが、ほかの車両(アンパンマンとか)とはまったく違った音で、ちゃんとポルシェっぽい音になっていた。前方のYZR500に乗っているのは姪8歳。
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2008年01月11日

ジャッキアダプター2度目の完売

オリジナル商品として販売していたジャッキアダプターの追加生産分が完売となりました。
お買いあげいただいた方にはお礼申し上げます。

追加生産分はなぜか売り上げが好調で予想よりかなり早く完売となってしまいました。さらに追加生産するかどうかは未定ですが、さすがにもう無理かな、と考えています。
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2007年11月27日

番外編 イルミネーションの家

ポルシェに関係ない話だが、番外編ということで。

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近所で有名なイルミネーションの家を見物してきた。
携帯しか持ち合わせていなかったので写真はしょぼいが、実物は相当な迫力だ。
ところがこの建物、ラブホでもなければレストランでもない。一個人の住宅なのだ。場所も住宅地にある。

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タネ明かしをすると、この家はなんとあのオートバックスの社長の自宅。
筆者の自宅からクルマで10分ほどのところにあるのだが、こういうことには疎いので今日までまったく知らなかった。

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このツリーの高さは7メートル以上はある。住宅地でこの高さはそうとう目立つ。

大企業の社長とはいえ、個人宅をブログに載せていいものかと思ったが、この家は地元では完全に観光地として認知されており、今日も見物人がたくさんいたし、ネットで検索するとほかのブログにもバンバン載っている。
そしてなにより、商売に使っている。写真では分からないが電飾のあちこちにオートバックスの文字があり、張り紙によると近くのオートバックスでいくらか買い物をすると、この家の庭に入れる権利をもらえるらしい。

いままでオートバックスの社長がどんな人かなんて考えたこともなかったが、相当ユニークな人のようだ。






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2007年11月15日

東京モーターショー

仕事が忙しーーーといってるうちにすっかりタイミングを外してしまったが、じつは東京モーターショーの取材に行っていたのだ。
一般公開前のプレスデイという人が少ないときに見られるのはこの仕事ならではの特権なのだが、反面、仕事(主に写真撮影)が忙しくて見たいブースをゆっくり見ることはできない。

それでもいくつか印象に残ったものを紹介しよう。

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筆者は元々バイクの人で、今は所有してないがいずれまたバイクを買いたいと思っている。で、今回のショーで一番欲しいと思ったのがこれ。スズキのタイだかどこだかで作っているモデルだ。もちろん国内では販売されていない。東南アジアの国は魅力的な小型バイクがたくさんあってうらやましい限りだ。

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こちらはドカティ。ドカティは以前に996というモデルがあって「ポルシェとかぶってるじゃん」と思ったのが記憶に残っているのだが、モデルチェンジを繰り返したらしく、「1098」まで進化していた。ポルシェはまだ997なのに、ずいぶん先に行ったなあと、ただそれだけのために撮った写真。


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ポルシェのブースも当然見てきた。噂されていたハイブリッド車の展示はなくてがっかり。ほかにGT2とかあったがそんな写真はもう珍しくもないので、エンジンのカットモデルを載せておこう。

ほかのメーカーでもエンジンのカットモデルを飾ることはあるが、ポルシェのブースは主なエンジンすべてのカットモデルを毎回展示している。ここまでエンジンを見せたがるメーカーはほかにないのではないだろうか。

で、このエンジンはGT2の横にあったからGT2のエンジンなのだろうと思う。
やっぱりあいかわらず、クランクケースは空冷時代のものだ。水冷用のクランクケースを改良してターボに使う気はないのだろうか。NAとターボでまるっきり違うエンジンを使っているなんてコスト的にも不利だと思うが。
というか、個人的にはNAもこちらのエンジンに統一して欲しい。単純にこっちのほうがカッコイイから。まあ、それをやったらNAの水冷エンジンは失敗だったということになってしまうから無理だと思うが(それと製造コストもこっちのエンジンの方が確実に高いはずだ)。


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こちらはNAのエンジン。空冷クランクケースのターボエンジンと比べると、このクランクケースはどうも美しくない。まあ、そんなことはどうでもいいのだが。

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ヴァリオカムプラスの部分がカットモデルになっていて構造がよく分かる。空冷の2バルブと比べると隔世の感がある。964まではラッシュアジャスターさえなかったのだから。


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2007年07月19日

SCドナドナ

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筆者の前の愛車、SCがついに新しい持ち主のところへ引き取られていった。

売ると決めてから1年半、993を購入してから1年2ヶ月、ダラダラと売るのを引き延ばして手元においてきたが、やはりポルシェを2台維持するのは筆者には無理だ。

買っていただいたのはD.I.Y.派の方で、輸入車の事もよく分かっている人なのでSCはかわいがってもらえそうだ。

10年も乗ったクルマなので、SCが無くなった事はかなりさびしい。全開にしたときの気持ちよさは忘れられない。しかし993には993のよさがあるし、SCのことは忘れて993をかわいがっていくしかない。

ちなみに写真は、SCでキャンプに行ったときのもの。SCは、というかビッグバンパーまでの911は意外と積載性がよく、二人乗ってキャンプ道具一式も余裕で積めた。キャンプ場に着いたときに猛烈に注目を集めてしまったのも今となってはいい思い出である。
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2007年05月02日

SC、その後

前の愛車、SCをオークションに出したが、結局落札無しに終わった。

いくつか問い合わせはあったのだが、それ以上には話が進まず。筆者にも売れなければ売れなくていい(売れない方がいい?)という気持ちもあって、ズルズル来てしまっている。

売れないのは値段が高いのかな、とも思うが、今までの購入希望者との話は、値段ではなくほかの要因(家族の反対とか色が派手すぎるとか)でダメになっている。

まあ、そうはいっても売れない以上、値段を下げるかほかの手を考えないといけない。現状の問題点、ダッシュボードが割れてるとかを直して売ってみようかということも考えている。911DAYSの次号の個人売買にも載せてみようと思っているが、当然ながらいつでも連絡をいただければ問い合わせ、現車確認は大歓迎。その際は価格の方も考えなおすつもりだ。
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2007年04月30日

ガレージにお客さんが来ました

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今日はガレージにお客さんがきた。黒い993を駆るにゃんたろうさんだ。

本人は否定されるかもしれないが、美浜サーキットや幸田サーキットでブイブイ言わせているとても速い人だ。最近愛車にLSDを入れたのだが、その関係でアライメントを調整するとのことで、うちのガレージを使っていただいた。


一概に言えないかもしれないがLSDを入れればアンダー傾向になる。その対策としてリアのトーインを少なくしてみるとのことで、トーインを計ってはジャッキアップして調整、またトーインを計って、というのを何度か繰り返した。

993のリアトーイン調整ボルトは下側の一番後ろのサスペンションアームのピボット部分にあり、トーイン調整とキャンバー調整が独立しているので、比較的に楽に調整できる。しかも調整の幅が広い。964までだと、車高を落とすとトーインが増えるので、とにかくトーインをできるだけ減らすように調整するしかなく、ハンドリング改善のために増やしたり減らしたりする余地はほとんど無い。このへんもマルチリンクのメリットといえるかもしれない。


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ボディ下に潜って調整ボルトを回すにゃんたろうさん。手慣れた感じで素早く作業していた。トーイン調整の効果はにゃんたろうさんのホームページを見ればいずれ分かるはずだ


作業の合間を縫って、にゃんたろうさん推奨のロガーのデータも見せてもらった。実は筆者もロガーには非常に興味がある。見せて貰ったのは速度を時系列に沿ってグラフにしたもので、刻々変化する速度が一目で分かる、ということは、加速、減速の状態が分かる。サーキットのコース図とつきあわせれば、コーナーごとのツッコミの鋭さ、コーナリングスピード、立ち上がり加速も分かる。さらに、他の人のデータと重ねて表示すれば自分がどこで遅く、どこで速いかも分かる。なるほどこれは便利だ。


それともう一つ、筆者が見たかったのが、この993が履いているホイール。エンケイのNT03+Mなのだが、じつは筆者はこれを狙っているのだ。にゃんたろうさんによるとやはりこのホイールは軽くてとてもよいとのこと。写真で見るとスポークが細すぎてデザイン的に頼りない感じもしたが、実物を見ると意外と存在感があり、かっこよかった。しかも軽くて値段も手頃。そのうち買ってしまうかもしれない、、、、、


にゃんたろうさん、今日は楽しかったです。またいつでも遊びに来てください。
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2007年04月18日

SC未だ手元に

現在の愛車993の前の愛車911SCなのだが、じつはまだ手元にあったりする。数ヶ月前にある人と一応の売却の約束をしたのだが、その人の都合で納車を数ヶ月待つことになり、待っていたら結局はキャンセルとなってしまった。


仕方がないので、もう一度ヤフオクに出している。もし触手がピクピク動く方がいたら、どんどんお問い合わせいただきたい。車検が切れているので試乗はできないが、現車確認も大歓迎だ。
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2007年04月05日

バッテリーチューン その2

前回はホットイナズマについて否定的な話が多くなったが、今回は逆の方向で話をしていきたい。

前回、電圧降下という言葉を使ったが、まずこれについてもう少し説明をする。どんな電源でも、常に電圧が一定ということはあり得ず、いろいろと変化する。さまざまな原因で電圧が下がるのが電圧降下だが、これにはいくつかの種類がある。


まず、一つ目の電圧降下は、配線などのロスによるもの。例えばヘッドライトを点灯し、バッテリーターミナル、ヘッドライトのバルブのコネクタ、それぞれに電圧を測ると、まず間違いなく電圧が違う。ターミナルでは13Vあっても、コネクタでは12.5Vだったりするのだ。その差である0.5Vは途中の電線で減衰した(熱に変化した)わけで、こういう現象を電圧降下という。

ちなみに、ヘッドライトリレーというパーツがあるが、あれは配線を太くて直結に近いものに交換することで、電圧降下を抑えるパーツである。また、アーシングチューンもこうした電圧降下を抑えるのが大きな効果のひとつだ。

二つ目の電圧降下は、電源電圧の変動である。ヘッドライトを例にすると、ヘッドライトOFFとONの時にそれぞれバッテリーターミナルの電圧を測ると、やはり差がある。ヘッドライトOFFでは13.5Vだったものが、ONにすると13Vになったりするのだ。一つ目の電圧降下と合わせて考えると、無負荷(ヘッドライトOFF)のときの電圧は13.5Vだが、ヘッドライト点灯時にバルブに届けられる電圧は12.5Vとなり、1Vも減衰することになる。

三つ目の電圧降下は、瞬間的な電圧降下だ。エンジンはプラグで火花を飛ばして点火するが、その火花を飛ばす瞬間は非常に負荷が高くなる。そのため、瞬間的な電源電圧の降下が起こる。ようするに二つ目の電圧降下と同じなのだが、瞬間的、というのがクセモノだ。瞬間的なので普通のサーキットテスタでは測定できない。例えばCDIの電源部分にサーキットテスタを繋ぐと、13Vを示したとする。しかし、その13Vは正しい数値ではない。じつは火花が飛ぶ瞬間、電圧は10V以下まで落ちたりするのだ。これはオシロスコープを使えば測定できる。


さて、ホットイナズマだが、一つ目と二つ目の電圧降下を抑える働きがあるとはまったく思えない。しかし、3つ目の電圧降下に対しては効果が期待できる。前回はオルタネータの出力する電圧のバラツキを押さえる効果のことを書いたが、実は最も重要な効果はこちら、つまり負荷の変動によって起きる電圧のバラツキ、瞬間的電圧降下を押さえることなのかもししれない。

実際にそういった効果があるとすれば、エンジンのパワーアップや燃費向上の効果も納得できる。もちろん、疑問は残る。そんな効果を発揮するにはホットイナズマのコンデンサの容量は小さすぎないかと思うし、そもそもコンデンサに負荷の変動による瞬間的な電圧降下を押さえる働きがあるかどうかも、筆者にはよく分からない。コンデンサの特性から言ってありそうだとは思うが、、、、、、


瞬間的な電圧降下は、前述の通りオシロスコープを使えば測定できる。実験してみて、ホットイナズマを付けると瞬間的な電圧降下の割合が少なくなることをオシロスコープで確認できたら面白い。オシロスコープは高価なので筆者は持っていないが、機会があればどこかで借りて測定してみたい。
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バッテリーチューン

先日、911DAYSの打ち合わせをしているときに、バッテリーチューンの話が出た。バッテリーチューンという言い方は正しくないかも知れないが、要するにホットイナズマに代表されるあのチューニングパーツの話である。バッテリーチューンというとバッテリーそのものをチューンするような誤解を招きそうだが、ホットイナズマや同種の製品の総称がまだ無いようなので、仕方ない。

さて、なんでもポルシェ用にその手のチューニングパーツが出たそうで、編集部964に取り付けたところ、効果を体感できたそうである。 筆者はこのチューニングについては今まで深く追求したことはなく、そういうチューニングパーツもある、くらいの認識しかなかった。まあ、それは興味を持てなかったと言うことであり、それはこのチューニングの効果を信用していなかったということだとも言える。

しかし、身近なところで効果があったといわれると、頭から否定するわけにもいかない。

ポルシェ用に出たという製品のことは詳しく知らないので、ここでは情報が豊富なホットイナズマを例にして、筆者の思うところを書き留めてみたい。


まずホットイナズマの正体、というか中身は巨大なコンデンサであることは間違いないようだ。そしてその効果が発揮される原理は、電圧のバラツキを補正するとか、あるいは電圧の降下を抑制するということであるらしい。

コンデンサには、たしかに電圧の脈動を平らにならす平滑作用がある。だから交流を直流に直す回路はダイオードとコンデンサが使われる。これは常識だ。また、コンデンサにはノイズカットの働きもある。カーオーディオの電源コードにコンデンサを挟むことがあるが、あれはノイズカットのためだ。

さて、クルマのオルタネータが作り出す電気は、元は交流であり、それを内蔵されたダイオードで直流に直して出力している。しかし、コンデンサは使われていない。従って、その電気はプラスマイナスの逆転がないという意味では交流ではなく直流になっているだろうが、脈動は残っているだろうと思う。そこにコンデンサを挟めば、よりきれいな直流になるはずだ。

こうして考えていくと、ホットイナズマは奇抜なものでもなんでもなく、じつに理屈にあったパーツであるような気がする。ただし、これはごく基本的な理屈であって、実際にはいろいろ考えなければならないことがある。

まず、オルタネーターはバッテリーが繋がっている。これによって、クルマの各電装品に供給される電気はかなり平滑な直流になっているはずだ。つまり、バッテリーがあればコンデンサなど不要ではないのか? わざわざ取り付けても無意味ではないのか?という疑問がある。

次にコンデンサの容量。クルマの電気回路は大電流が流れる。ホットイナズマのコンデンサは10000マイクロFとか、かなり大型らしいが、それでもオルタネーターが作り出し、そして各電装品が消費する巨大な電流に対してはあまりに小さいのではないかと思う。ただし、平滑用のコンデンサはあまり大きくするとダイオードにダメージを与えてしまう。そのため、オーディオ機器などの整流回路は、小さめのコンデンサを使って、平滑にしきれずに残った脈動はまた別の回路で取り去るらしい。

誤解がないように書いておくが、これはホットイナズマを否定しようとして書いているのではない。筆者にはこのパーツを否定できるほどの知識はない。逆に肯定できるほどの知識もない。だからとりあえず自分の疑問点を整理しているのだ。


さて、話を続けるが、次の疑問は、ホットイナズマが本当に電気の脈動を無くしたり電圧降下を防ぐような効果があるとして、それがホットイナズマに謳われている効果、パワーアップとか燃費向上に繋がるのか、ということである。平たく言えば、電気の状態がよくなればパワーアップするのか、という疑問だ。

これについてはネットを検索しても記述しているサイトはほとんど無く、たいていは、電気の状態がよくなるからパワーアップする、というように短絡的に書いてある。しかし、ここに疑問を感じる。

たとえば、ホットイナズマのメーカーのサイトを見ると、『アクセルを空ぶかしした時に、「ヘッドライト点灯時、明るくなる」、「オーディオ使用時に、ノイズが変わる」、「パワーウィンドウの速度が変わる」など、体験したことはありませんか?』という記述がある。そういった電圧降下は確かにあるが、しかしそれとエンジンのパワーが比例するわけではないだろう。

筆者はダイノパックをつかい、バッテリーによってエンジンパワーが変わるかどうか実験したことがある。何年も使用して寿命を迎え、エンジン始動もままならない劣化したバッテリーと、新品のバッテリーを用意し、その違いでエンジンパワーに差が出るか実験したのだ。筆者自身、パワーに差が出るはずだと予想していたが、結果は差がなかった。筆者は以前の愛車911SCで、バッテリーを新品にするとパワーが上がることを何度も体験した。だから、古いクルマなら電源の状況によってパワーが違ってくると、今でも考えている。一方、上記の実験は964で行っている。おそらく、イグナイタなどの改良が進んで、多少電源の状態が悪くても一定の性能を保持できる(出力電圧を確保できる)ようになったため、電源の状態がパワーに影響を及ぼさなくなったのではないかと想像している。

だとすると、少なくとも新しいクルマには、ホットイナズマは効果がないということになるかも知れない。もちろん、たった一度の実験で結論は下せないし、冒頭に964で効果が体感できたという話と矛盾するのだが。


この手の話はいくらでも続けられるのだが、今回は長くなったのでこのくらいにする。結果的に、ホットイナズマにケチを付けながらも否定しているわけではないと言い逃れしているような文章になったが、ホットイナズマにはべつに恨みもないし、本当にこき下ろすつもりはない。

とにかく興味がわいてきたというのが率直な気持ちであり、興味がわいたから疑問もわいて出たのである。また、興味がわいてきたという段階でしかないから、自分なりの結論もない。とりあえず、そのうち愛車の993にも取り付けて自分なりに効果を体感できるか検証してみたい。
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2007年04月01日

ヒールアンドトゥ 続き

ヒールアンドトゥの続き、というか蛇足。

ネットでヒールアンドトゥについて調べていたら、「車の話」というページをみつけた。ここの「シフトダウンの方法」は非常に興味深い、というか衝撃を受けた。ここに書いてあるシフトダウンはサーキットを走っている人にとっては常識なんだろうか。筆者はラリードライバーがクラッチを踏まないという話もはじめて知った。
ここに書いてある「スーパーシングルクラッチ」はいつかぜひマスターしたい。筆者はクラッチを踏まずにシフトを抜くのは日常的によくやっている。ただ、それは信号で止まるときにクラッチを踏むのが面倒でやっているだけで、シフトチェンジのときにやったことは無い。ためしにやってみたが、ゆっくりとならちゃんとできた。しかし、すばやくやるのは難しそうだし、タイムアタック中途もなれば腕に力が入ってギアを壊してしまいそうだ。やっぱり当分はむりだろう。

あと、別のサイトで動画を見たら、プロのレーサーがかかとでスロットルを踏んでいたのだが、これは人によって違うのだろうか。まあ、こういったことには正しいとか間違いとかは無くて、要はすばやくシフトダウンできればいいのだろうが、だとすると、スロットルをかかとで踏む人と小指側で踏む人はどのくらいの割合なんだろう? 美浜を47秒とかで走る人はどうやってシフトダウンしているのか? ちょっと気になる。
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2007年03月19日

ショートシフトの破損

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前回、報告した編集部964のシフトのトラブル。ショートシフトキットに含まれていたパーツのひとつが強度不足で破損したのが原因と分かった。上の写真、これだけ見ると正常なパーツを並べてあるようにも見えるが、問題は「コ」の字のパーツとその下にあるシャフトだ。


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拡大したのがこの写真。接合部が見事に外れてしまっている。もちろん、本来はひとつのパーツであって、別に脱着可能になっているわけではない。このパーツには曲げ方向の力がかかるので、接合部にはかなり強い強度が求められる。しかし、このパーツはなぜか圧入されているだけで、溶接されていなかったようだ。製造時に溶接するのを忘れた不良品?かもしれない



このパーツに限らず、チューニングパーツには耐久性に問題がある、あるいは品質のバラツキがある製品があることは否めない。筆者の経験でいうと、アメリカ製のパーツはとくにその傾向が大きい。だいぶ前の話になるが、アメリカ製のイグニッションコイルが取り付け後1ヶ月もしないうちに破裂したことがあった。まえの愛車SCでの話だ。

まあ、ノーマルパーツでもオイルラインなんかは取り付けたハナからいきなりオイルが漏れるパーツもあったりするので、品質の問題はチューニングパーツに限ったことではない。しかし、チューニングパーツを取り付けるときはやはり品質を重視していいものを選ぶということが必要なようだ。もっとも、選ぶといっても選択肢がないことも多いし、なかなか難しいのだが、、、、、、。
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2007年03月10日

オートトレンド2007

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今日はオートトレンド2007とやらに行ってきた。よく知らないのだが、カスタムカーなどのショーで、今年は911DAYSも協力、多数のポルシェショップもブースを出している。

そしてなんとも太っ腹なのが、911DAYSのチケットプレゼント。今日、11時から1時までの間に会場にポルシェで行くと、日比野編集長自らが入場チケットをただでくれるという大盤振る舞いをしたのだ。

筆者は11時ちょうどくらいに会場に着いたが、会場周辺には早めに到着して11時まで待っているポルシェがたくさんいいた。なぜそれが分かるかというと、道を間違えて会場の回りを1周したからである。

来客用駐車場の一角はたちまちポルシェミーティング状態となり、911DAYSの影響力を改めて感じる。それにしても、新しいモデルが多かったなあ。993に乗り換えた筆者がいうのもなんだが、古めの911ももっと元気を出して欲しい。

そうそう、上の写真の一番手前の997、リップスポイラーが自作だそうである。それも、今日この日に間に合うように作ったそうだ。なかなかカッコイイ。


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会場内に入ると、ポルシェストリートなるコーナーが設けられていた。本誌編集部もブースを出し、展示車は編集部964。派手なのでなかなかサマにはなっていたが、オートトレンドの全展示車の中で一番安いクルマだったのではないかと思う。


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個人的にはさまざまな展示車よりも、この田宮のコーナーが一番面白かった。かなり広い場所をとって本格的なレースを開催。ラジコンは筆者が中学生のころ熱を上げていたタイレルP34とは比較にならないほど進歩しているなあ。


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なぜか屋外にスーパーカーの特設展示もあった。この手のスーパーカー展示にはポルシェも欠かせない存在であり、必ず展示されているが、ド派手なイタリア車と一緒に並べられるとどうしても地味に見えてしまう。なんかポルシェの良さが伝わらないというか、誤解されるというか。まあ、別にいいんだけど。

このショーは明日までやっている。チケットプレゼントはもう無いが、名古屋近隣の方はぜひお越しを。
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2007年03月09日

911DAYS No.27の裏話

200702071029000_1.jpg裏話というほどではないし、ポルシェとも関係ない話なのだが。

911DAYS  27号が発売された。この中にフォーテックのチューニングの記事があるが、この記事の取材先は新潟県であった。

で、日比野編集長と二人、新潟まで行ったのだが、その途中で一生の不覚、筆者はねずみ取りに捕まってしまったのである。青キップなので騒ぐほどのことではないのだが、ここ数年のあいだ違反が無く、もう少しでゴールド免許というところだったので悔しくて仕方がない。ちなみにこのとき運転していたのはDAYS編集部の営業車で、ポルシェではない。

写真は奥で頭を抱えているのが筆者だが、じっさい、悔しさと後悔と情けなさで悶絶しているまさにその瞬間の写真だ。撮影者はいうまでもなく日比野編集長である。

あーー、もういろいろ言いたいことはあるが、愚痴と言い訳ばっかりになるのでこの辺にしておく。
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2007年02月24日

バケットシート取り付け

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最近、サーキット走行に燃えている日比野編集長がついに自腹でバケットシートを買った。もちろんSP-G、、、、のコピーものだ。

さっそく取り付けだが、専用のシートレールも買うというので、「専用シートレールなんて値段も高いし取り付け位置も高くてバカらしい、オレが着けてやる」といったのが運の尽き。これがけっこう面倒だった。それと、最初に書いておくと、964用のスーパーローポジション用シートレールというのも市販されているようだ。今思えばそれを買った方がよかった。


取り付けにあたって用意したのはそのへんに転がっていたノーマルシート用のシートレール。とにかく低く着けたいので、2本のシートレールの間にシートを落とし込む方法で取り付けることにした。

ここで最大の問題は、シートレールを取り付けるとその間の寸法は380ミリほどで、バケットシートが入らない、ということだ。購入したシートの底面部分の横幅は400ミリ近くある。そこでサイドシル側のシートレールを15ミリほどオフセットして取り付けた。

次に問題になるのが、シート下にあるCPU。編集部964はコブラシートを取り付けたとき(911DAYS25号掲載)にCPUを低く着け直したが、それでもまだ当たる。仕方ないのでさらに低く、かつ前方にオフセットして固定し直した。また、シートレールにシートを固定するサイドステーはアルミ板で自作した。


このように書くと簡単そうだが、この手の作業は面倒なのだ。ただ着けるだけでいいなら簡単だが、できるだけ低く、とこだわり始めると寸法取りもシビアになるし、強度も考えないとコーナリング時にぐらついてしまう。それと、ノーマルシート用シートレールに余分なステーがたくさん付いていて、これを全部取り去るのも大変だった。サイドステーの製作と合わせて今回は金属加工の連続となってしまった。

苦労の甲斐あってほぼ満足できる仕上がりにはなったが、結果的には前述の市販スーパーローポジションシートレールをコピーしたかのような構造になってしまった。それを越える、とまではいかなくとも、独自のアイディアを盛り込みたかったのだが、そんな余地はなかった(こういうことを考えているからよけいに作業に時間がかかる)。


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オフセットして取り付けたサイドシル側のシートレール。前後に動かすレバーがどうしても邪魔になるので前後逆に取り付けた(本来は内側にあるレバーを外側にした)


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反対側はこんな感じになっている。シートベルトアンカーの取り付けも考えなければいけないのも面倒だった。ナローやビッグバンパーならこれは考える必要がないのだが


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ちょっと分かりにくい写真だが、シートの後ろのフロア付近から撮影したもの。シートレールにこのようにゲタを履かせて横にずらした。ゲタは最初アルミで作ったが、強度不足だったためスチールの角パイプで作り直した。Aがシートレールを固定する部分、つまりクルマのフレームの一部なのだが、シートを後ろに下げるとこの部分とシートの間に2〜3ミリしか隙間がない。つまり、シートかクルマかどちらかを加工しない限り、これ以上低くしようがないというところまで下げた


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サイドシル側シートレールは前後逆に着けたため、レバーはこのように加工。操作性は問題ない


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作業中のヒトコマ。この写真に写っているサイドステーは結局使わなかった。3種類ほどいろいろな取り付け方法を試したため、試作しては壊すの繰り返しになってしまった(そういうことをするから時間がかかる)



日比野編集長はこのシート取り付けにより美浜サーキットでのタイムアップを狙っているが、まだ走行はしていない。走行できたらすぐに報告する。
posted by y2 at 01:04| Comment(6) | TrackBack(0) | 911全般

2007年01月24日

964オイル漏れ修理

編集部の964のオイル漏れがひどくなってきた。このクルマは半年ほど前に911DAYSの記事とは別でカムチェーンハウジングなどのオイル漏れ修理を行ったのだが、どうやらそのときにミスをしたらしく、同じ場所から漏れている。しかもけっこうひどい漏れ方だ。

さっそく修理に取りかかった。修理内容は911DAYS17号で行ったものとほぼ同じだ(この車両は今回の車両とは別)。長くなるので手順は説明しないが、ここでは特殊工具について紹介しよう。

964、993のカムシャフトハウジングはオイル漏れが多い場所だが、修理するにはどうしてもクランクシャフトプーリーを外さなければならない。そして、このプーリーを外すには特殊工具が必須だ。特殊工具があれば誰でも簡単に外せるし、無ければどうやっても外せない。

911DAYS17号でも紹介したが、特殊工具はボルトの先端に棒が突き出ているだけのもの。記事制作時にはポルシェショップでお借りしたのだが、今回はこの特殊工具を自作してみることにした。自作するのに一番の問題はボルトの入手だ。かなり太いボルトなのだが、ピッチは細かい。こういうボルトは普通の金物屋さんやホームセンターではまず売っていない。

筆者は今回どうやって手に入れたかというと、伊正産業という店で購入した。名古屋近辺ではネジのことなら伊正に行け、 というくらい有名な店だ。工具も売っているがネジに関してはとにかくものすごく、1万点の在庫がある。それでも在庫にない特殊なネジは、なんとその場で作ってくれるというすごいお店である。

しかし、いくらそういった便利な店があっても、ボルトのサイズが分からなければ買いようがない。プーリーの穴に切ってある雌ネジに合うボルトが欲しいわけだが、そのプーリーが外れないのだからお店に持って行くわけにもいかない。

そこでスペシャル情報。じつはこのボルトのサイズは、オルタネーターのシャフトに切ってあるネジと同じなのだ。従って、オルタネーターベルトのプーリーを固定しているナットを持っていって、「これに合うボルトをくれ」といえばいい。


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右が買ってきたボルト。300円だった。先端に穴を開け、ネジを切った。左はその辺に転がっていた普通のボルト。


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太いボルトに細いボルトをねじ込み、先端をグラインダーで削った。これで特殊工具完成だ。細いボルトはボルトである必要はなく、ただの棒でもいい


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完成した特殊工具をプーリーにねじ込む。ただそれだけでプーリーが外れる


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外したプーリーと特殊工具。ちなみにプーリーの中心付近にある小さなボルト10本は外してはいけない。外すとプーリーが2分割になるが、それをやってしまったらもうそのプーリーは使えない。ふたつのプーリーを接合した状態でバランス取りがしたあるからだ。また、このプーリーを普通のプーラーなどで外そうとすると確実に歪んでやはり使用不能となる


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オイル漏れの修理風景。もう終わったがなかなか大変な作業だった。実は大事件があったのだが、それはまた別に報告する
posted by y2 at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 911全般